| アカショウビンせっせと子育て | 
           
          
            夏鳥として渡来し、奄美・徳之島・琉球諸島で普通に繁殖するリュウキュウアカショウビ 
            ン(カワセミ科)が土手や枯れ木などに営巣、子育てに追われている。徳之島町轟木の 
            民家の庭先で、地平面から50センチのあまり高くない所で2羽のヒナがかえり、親鳥が 
            カエルやトカゲなどの昆虫をせっせと運んでいる。 
            徳之島では生息密度が高く、朝夕、キョロロローと遠くまでこだまするような鳴き声を出 
            すため、5月から7月の朝はこの鳥の大合唱で明ける。美しい羽を持ち、おしゃれな鳥 
            であるにもかかわあらず、その巣の中の不潔さは対照的である。糞や食べ残しの餌で 
            異臭が漂い、しばしばウジがわいている。 
             
             
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            | 巣立ちも間近なリュウキュウアカショウビンのヒナ | 
           
        
       
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