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    右が本流、左は2bぐらい先で水流が地中へ消える
平成20年3月17日(月)         
=徳之島の三不思議 尻なし川(上成川)〜上にある川〜
徳之島の三不思議の一つである天城町の西阿木名と伊仙町の小島の間を流れる
上成川 (ワーナンギョー)に、岡村隆博氏 (浅間=奄美方言の著者)の案内で出か
けた。 ワーナンギョーは、流れが途中で消失し、梅雨以外は地上を流れることのな
い川である。 梅雨期は川尻の滝(黒瀬の滝=クルシィヌタキ)から噴出すように水が
出るという。 先日の豪雨で水かさが増し、ひざ上まで浸かって川下に進むと段々と水
量が少なくなってきた。途中で本流から分かれで左へ2bぐらいの支流があり、流れ
は地中へと消える。これが小島の鍾乳洞「暗川」(クラゴー)に落下する滝らしい。
気温が25度近くまで上昇、ハブの危険があるので今回は途中で中断、冬場に再トラ
イすることにして解散した。

あと二つの不思議は、小原(クバル)の滝と浅間の「畑の中の海」。 小原の滝の下流
は雨が降っても濁らない川であり、畑の中の海は東シナ海から数百メートル陸地に入
った畑の中に、大きな穴があり、海へとつながるので潮の干満がある。
【写真特集】
案内役の岡村隆博氏 出発前の打ち合わせ
いよいよ出発 先日の雨で増水
ひざ上まで浸かっての進行
支流:地中へと水は流失=暗川の滝へ? 頭上から落下する「暗川」の滝
水流も少なくなり岩の上には白つつじの花びら ここまで来ると水流はほとんどない
秋利神から見た上成川の川尻の滝(写真:風太郎) 冬場の再トライを約し、記念撮影